【映画】グリーンブック鑑賞 4.5点(ネタバレ有)
胸が熱くなる話だった。
また観たい映画である。
最後の方はチラリと泣いたよ。
黒人のドクターと白人の運転手の友情物語。
ドクターといってもそれは音楽家で博士号をとってるからそう言われているだけである。
ある日白人のトニーが働くナイトクラブが営業できなくなり、そこに黒人のドクターシャーリーの運転手の仕事が舞い込んでくる。
初めは黒人嫌いだったトニーも最後にはシャーリーへの友情を示す。
トニーのガサツなところ、汚い言葉を使うところ、その逆でシャーリーは黒人の中で異端児として、エリートのような存在、言葉遣いも綺麗。しかし胸の内では孤立感を感じている。
その二人が少しずつ近づいてくる。
南部という黒人差別がきついところへあえてコンサートに行く勇気を持つシャーリー。
旅の途中ではさまざまな黒人差別にあう。
それを目の当たりにする中で、トニーの心も動かされてくる。
旅の終わりにトニーと別れ、トニーが自宅のクリスマスパーティーに行き、シャーリーは独り身なのでポツンと家にいるシーンは、相当印象に残る。
ただ最後にはシャーリーがトニーの家に来てあったかい感じで終わる。
黒人差別の時代。当たり前の事をおかしいと思い立ち向かう勇気。シャーリーのような人がいたので今のアメリカはできた。
皆も当たり前をうたがおう!